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2010年09月01日

人が人を

殺めることは当然に犯罪です。
では、人を殺めた人を殺めることは正しいことなのでしょうか。
当たり前のことですが、私がそれをやってしまうと犯罪になります。
しかし、国家が法に基づいてこれを行うのであるならば、
それは合法です。
しかし、これは本当に正しいことなのでしょうか。
1990年に起こった「足利事件」について、
当時行って証拠として採用されたDNA鑑定について、
異なった結果が出たため、再審、裁判のやり直しが行われる公算が高まってきました。
確定した刑罰は無期懲役で、死刑ではありませんが、
もし、これが無期懲役でなく死刑で、さらに刑が執行された後では、
取り返しのつかないことになりかねませんでした。
もちろん、まだ再審が決定したわけでも、確定した刑が覆ったわけでもありませんし、
真実は私にはわかりません。
しかし今、当時に出た判決に対し、疑念が深まっているのは確かでしょう。
死刑の是非については賛否がありますが、
死刑はこの判断が間違いであった際に取り返しのつかない刑罰であるという事実を私たちは忘れてはいけないでしょう。



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Posted by 株式会社トライアングル at 09:56Comments(0)営業課長の独り言

2010年04月28日

ナポレオン

ナポレオンは若干30歳で4000万人のフランス帝国のTOPについた歴史上の英雄ですが、彼が10代の頃にポリュビオスを読んでいて、ルソーの自由思想とともにナポレオン革命の思想的背骨になっているらしく、調べてみた。


うーむ。紀元前2世紀に世の中は『王政→貴族政→民主政→王政(元に戻る)』と循環すると言っていた人がもういたのですね。しかもカエサルの登場の前の古代ギリシアで。人間の知恵というは既に2000年前に出つくしているのか。



ナポレオンはフランス革命の「民主化の波」にのってそのまま一般的には民主主義の旗手になると思いきや、自ら皇帝となり帝政を敷き、ものすごいスピードで統治改革を行った。
「自分たちの頭で考えて意思決定することを放棄した大衆は、英雄的な人物へと権力を委譲して王政が再び始まる」
たまたまそうなったのではなく、政体循環論を認識した上で、彼は確信を持って行動していたのだと思った。偶然や思いつきではない、やはり天才というのはすごいなぁ。

「機会、原因及び関連性についての的確な考察力を欠く人達は、聡明さと洞察力に基づいて熟慮の末達成された偉大な業績を、神の加護や運のよさに帰してしまうものだ。」ポリュビオス 紀元前2世紀

しかし「政体循環論」でGoogleで検索しても80個くらいしか検索結果がない。"インターネット"もまだまだ人類の英知の宝庫ではないですね。


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Posted by 株式会社トライアングル at 18:50Comments(0)営業課長の独り言