氷菓

株式会社トライアングル

2010年09月24日 13:53

読んだ本のご紹介です。

『氷菓』
米澤穂信:著(角川文庫・2001年刊)


無駄なことはしない主義の省エネ高校生が古典部に入部させられ、
高校の長い歴史の中で既に“古典”となっていた謎を掘り起こしていく
学園ミステリーです。

物語の本筋である大きな謎解きの他にも、
日常で生じるちょっとした不思議を解決したり、
高校生ならではの爽やかな雰囲気もあったり、
珍しいタイプの推理小説でした

登場人物の口調が妙に芝居掛かっているのもまた面白かったです

米澤さんの『インシテミル』は、豪華キャストで来月映画化されますね。

まだ読んでいないのですが、『氷菓』や他の著作とは違って
本格的なミステリーのようで、こちらも気になっています

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