2010年08月30日

中等部超能力戦争

最近読んだ本のご紹介です。

『中等部超能力戦争』

藤野千夜:著(双葉社・2007年刊)


タイトルだけだとSF物に思えますが、実際に出てくる「超能力」は、

電球が割れたり窓がガタガタ鳴ったりする軽度なものがほとんど。


だけど、女子校の友達間で繰り広げられる「戦争」はとてもリアルですicon67

恋愛に生きたい主人公と、「彼女に意地悪をすると変な現象が起きる」と噂される女子の友情が

徐々に破綻していく(寧ろ最初から友情ではなかったのかもしれない?)一部始終のお話です。


女子校経験が無くとも女性ならきっと思い当たる節があるはず…icon196

そんな思春期の女子の無邪気な悪意の応酬が描かれた、リアル~な青春小説です。

ちなみに私は女子高校出身ですが、どちらかと言うと中学校時代を思い出しました。


これを男性が読んだらどんな感想を持つのか気になります。

もしかしたら全然楽しめなかったりしてicon60


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Posted by 株式会社トライアングル at 17:19│Comments(0)いとへんの部屋
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